油面測定ツールの作成

2021/10/24(日)
TW225Eの乗り味が非常に悪く、フロントが跳ねるのです。

バイパスをそれなりの速度で走っていて、ちょっとした段差で(自分が)飛びそうになるぐらい跳ねる。
フロントフォークがストロークするものの、一瞬で元に戻ろうとするような動き。
そんな挙動を出してくれるので、抑え込んで運転するのに非常に疲れる。
軽量化の影響もあるんだろうけど、フロントフォークのオーバーホール時期が来たような気がしてきました。

しかし・・・ だ。

今まで何台かバイクを乗り換えてきくせに、フロントフォークのメンテ経験ゼロ。
フォークオイルの交換すらしたことないのだ。
何となく気になりつつも支障がなかったので、歴代のバイク達は見ないようにしてきた(笑

そんなもんで、ツール類も一切持っておらず、メンテするには出費からスタート。
フォークオイルやオイルシール等の消耗品は仕方ないとして、滅多に使わないツールにお金かけるのはちょっと気が引ける。

そんな中、油面測定ツールぐらいは簡単に作れそうだったので自作することに。
きっかけは「ちょうど良さそうなアルミパイプ」が庭の片隅で転がっているのを見つけたから(笑

こいつがもう、何年も雨ざらしで放置されていたシロモノ。
まずは素材磨きから始める。
外側はドリルに咥えさせてペーパーとコンパウンドで磨き、内側は綿棒を何度も往復させてOKとしました。

サービスマニュアルによると、TW225Eのオイルレベルはインナーチューブ上端から135mmとのこと。
アルミパイプは十分な長さがあったので、とりあえず200mmでカット。

インナーチューブ上端で135mmを維持するための部品作り。
ストック素材から、GROMの時に使っていたアルミ製のハンドルバーエンドを取り出して穴あけ。
アルミは穴あけがスコスコ進むので気持ちいい!!
で、1枚目の写真のようにタップでネジ穴を作ったけど、あれは失敗。
1mm程度のネジのピッチでは弱くて、作ったネジ穴が一瞬でバカになりました・・・。

仕方ないので、万力にバーエンドを固定して全体重を掛けてタッピングビスをねじ込む。
結局、いつも力業がものを言う。
これでガッチリ固定可能に!

揃った部品をチャチャっと組み立てて完成。
今回唯一買ったのが24mlのシリンジ。
他の買い物ついでだったので定かではないけど、100円しなかったと思う。
もう少し大きなのが欲しかったけど、近所のコーナンでこの容量が最大でした。

でもまあ、ペットボトルに水を入れて試運転したところ、容量分はしっかり水を吸い上げてくれたし、アホみたいにフォークオイルを入れすぎなければ大丈夫かと。

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