2014-01-13(日)
ちょっとした興味本位でテレコンバージョンレンズ(以降テレコン)を買ってみました。
PanasonicのDMW-GTC1って商品で、H-PS14042のオプション品。
(名前で書くと、LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.と言うレンズ)
このテレコンがm.Zuiko Digital 45mm F1.8と同じフィルター径なので、カメラ内蔵のデジタルテレコンと比べてどんなもんか試してみたくなったのです。
もしかしたら、m.ZD45mm F1.8がm.ZD90mm F1.8相当になるんじゃないか?なんて甘い期待も持ちつつ。。。
外で何か撮影して比較だと寒いので、家の中で適当に比較。
しかもCoopのカタログ(笑
適当な感じがバレバレになるテストです。
これを壁に貼り、m.ZD45mmにテレコンを装着してAFが合う位置まで下がります。
壁から268cm離れたところでようやくAFが合掌しました。
(m.ZD45mm単体では50cmが最短撮影距離です)
条件として、三脚に固定して手振れ補正OFF。
絞り優先モード、F4.0、ISO 200、シェーディング補正OFFにしています。
テレコンなしのときは、 画像がほぼ同じ大きさになるように、カメラの位置を調整しています。
(だいぶ前に出す感じです)
ちなみにRAWじゃなくJPEG(SF)で撮ってしまったので、そのへんを考慮いただければ・・・^^;
以下、ほぼ中央付近のピクセル等倍切り出しです。
上:m.ZD45mm単体
下の左:m.ZD45mm+デジタルテレコン
下の右:m.ZD45mm+テレコン(DMW-GTC1)
当然ながらm.ZD45mm単体ではすごくシャープでスッキリしています。
テレコン対決は、試す前はテレコンの方が良いのかな?って思っていたけど、いざ比べてみるとデジタルテレコンの方が良いです。
たしかにデジタル処理っぽい輪郭は見えるけど、物理的に荷物になるテレコンを持ち出してボケボケ画像を作るよりは数百倍良いです。
で、ここで気になったのがテレコンで、装着すると露出補正を-2.0EVしないとほぼ同じ明るさで写せませんでした。(数回しても同じ結果でした)
EVFやライブビューでは普通に見えていても、いざ撮影すると妙に明るく写るのです。
試しにISO AUTOにすると、同じような明るさでもISO感度がけっこう上がります。
(テレコンなしでISO200だったのが、テレコンをつけるとISO1250になったりする)
ちなみに周辺減光もはっきりと分かるぐらい現れます。
次にテレコンにカメラ内デジタルテレコン(×2)を有効にするとどうなるか?って事で比較。
左:m.ZD45mm+デジタルテレコン
右:m.ZD45mm+テレコン (DMW-GTC1)+デジタルテレコン
テレコン+デジタルテレコンはかなり酷くなってしまいました。
テレコンのボケた画像を助長したような結果です。
被写体までの距離の違いがあるとはいえ、デジタルテレコンだけなら十分許容範囲です。
基本はズボラせず足ズームするべきなんですね。
で、どうしても無理ならデジタルテレコン。
結論として、m.ZD45mm F1.8はm.ZD90mm F1.8にはならない。
しかも使いにくい。
でもデジタルテレコンはけっこうイケる。
うーん、せっかく買ったんだけどなぁ、、、テレコンどうしよう。。。
コメント
テレコン+45F1.8のテスト、残念でしたね。
大口径の単焦点だとテレコン使用時の
コントラスト低下がAFの精度に与える影響
が大き過ぎるのかもしれません。
F2.8ぐらいのズームレンズだと如何でしょう
か?
大口径になると影響が出やすいのですね、参考になります。
せっかく次のネタを教えてもらえたのに、テレコンは既に手放してしまあました…
早まった…(^^;