山歩き用カメラストラップの作成


2015-01-18(日)
せっかく山歩きに行くのだし、きれいな写真を残したい。
そうなるとコンデジやスマホのカメラではちょっと・・・ やっぱデジタル一眼となる。

そう思いつつも、やっぱデジイチは重い。


例え軽い部類のオリンパスE-M1と言えどもコンデジの比ではなく、自分の環境だと下記の通り。
 ・Olympus E-M1 : 497g (本体+電池+メモリーカード)
 ・ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II : 440g
 ・フォーサーズアダプター MMF-3 : 42g
 ・marumi DHGスーパーレンズプロテクト : 19g
合計で998g、ほぼ1kgにもなるのです。


いやいや、キミはPanasonic GM1を持ってるじゃないか。

と言われればそうだけど、明るい屋外では液晶画面が見えにくい。
また、山歩きって結構濡れたり汚れたりします。

こんな感じに。。。

そういった状況を思うと、GM1よりも防塵防滴のE-M1の方が安心感は高い。
なによりもレンズ(ZD14-54II)が気に入っているのでどうしようもない(笑


そこでいろいろな方法(散財)を試してきました。

たとえば、ニンジャストラップのパクリっぽい、エレコムのカメラ用高速伸縮ストラップ
このストラップ自体は使いやすいんだけど、ザックを担いでストラップをかけると相性が悪い。
ザックのショルダーベルトとストラップが干渉し、ショルダーベルトが肩の外側にズレて行ってしまい、歩くとき気になる感じ。

また、PeakDesignのCaptureCameraClipも使ってみました。
これはザック片側のショルダーベルトにカメラを固定する物なのですが、ザックが軽い場合にはバランスが悪くなります。
それなりに荷物がある人には良さそうだけど、荷物を最小限にしたい自分にはこれもイマイチ合わず…

なお、過去に作ったOM-D用カメラホルダーは、レンズがLumix 12-35mmからZD14-54IIになったため、鏡胴の径が太くなって使えず・・・


そこで作ったのが一枚目の写真のブツなのです。
ザック両側のショルダーベルトにぶら下げるタイプで、「登山 カメラストラップ」でググったらたくさん出てくるので、それのマネ。

仕組みも簡単だし、材料も家のストックだけで作れました。


が、ここで一つ問題があり、普段使っているザック(macpac アンプレース25)のショルダーベルトにはDカンがありません。
また、左右別々の何かがついているので、同じような場所に無理やりひっかける手がかりもなし。
かといってショルダーベルト上側にある、スタビライザーストラップも具合が悪い。
これじゃあ装着できる場所がない・・・

あまりしたくなかったけど、ザックにDカンを縫い付けることにしました。


スタビライザーストラップを縫い留めているあたりに装着。
さすがにこれは我が家のミシンではできず手縫い。

ここにスタビライザーストラップを通し、元の形に戻します。


これでスタビライザーに重量がかかることもなく、Dカンの縫い目が解けてもスタビライザーストラップに引っかかって落ちない安心設計(笑
心配性なのだ。


そしてカメラ側はこんな感じ。


細いナイロンテープを縫い付けました。


で、下っかわに少し細工。


過去にやったのと同じような細工をして、レンズが下向くようします。

重量物はできるだけ体に密着している方が安定するのです。




作ったものをすべて装着し、背負った結果がこちら。


この長さで問題なく縦構図の構えもOK!

カメラは体のど真ん中ではなく、少し横にずらしています。
そして、ヒップベルトのバックルを反対側にずらし、レンズフードとバックルが当たるのを防ぎます。
歩きたびにカチャカチャなったら嫌だし。



もちろんぶら下げる長さも調整できます。
短時間では効果なんてわからないので、次の山歩きで様子見だ!



コメント