2015-01-18(日)
この時期、山歩きなり自転車の休憩中、温かい飲み物や食べ物を取ることができるとうれしい。
冷えた体を中から温めて癒してくれる気がします。
そこでお湯。
それも一人なのでせいぜい200~300ccもあれば十分と考え、その確保について整理。
まずは思いついた事を形にするべく小屋(元バイク小屋)に籠る。
そして心ゆくまで穴を開けまくるのです。
ちなみに素材はこちら。
過去にハンドルを取ったスノーピークのチタンシングルマグ600。(重量 62g)
こいつを湯沸し用の五徳兼風防に改造しました。
こうなりました。(重量 59g。)
これにユニフレームのチタンマグ(37g)を合わせます。
燃料は固形燃料専用と考えていますが、最悪の場合はその辺の小枝でもありかと思う。
(アルコールは日中に炎が見えないので却下)
さっそく湯沸しテスト。
比較として、以前作ったやかん&シェラカップ用五徳兼風防を並べ、20gの100近固形燃料を1個づつ配置。
本当は20gもいらないけど、切ったらサイズがバラバラになって公平性を保てなさそうだから、贅沢にも丸一個使用します。
火をつけてヤカン(ユニフレーム チタンケトル)とマグを乗せます。
水の量はそれぞれ200cc。
横から見た図。
背の高さはほぼ同じだけど、底面積はまるで違う。
しかしマグのは飲み口まで風防でカバーしているのでどう影響するか・・・
(補足: ヤカンはこのあとすぐふたを外しています)
火にかけて2分半立ったころ・・・
ヤカン沸騰。
マグはまだまだ。(4分を過ぎたころに沸騰)
どっちが勝つかはテスト前からわかってたけど、並べてみると大差に驚きです。
作ったばかりのカップ用五徳はチューニングが必要かもしれないけど、やはり底面積の差は大きい様子。
ちなみにヤカンのセットはこんな感じ。
・ユニフレーム チタンケトル 100g
・ステンレス製 五徳兼風防 19g
・アルミホイル 少々
→ 合計 120gほど。
カップのセットはこんな感じ。
・ユニフレーム チタンマグ 37g
・チタンシングルマグ600改、五徳兼風防 59g
→ 合計 96g
固形燃料一個分の重量差でこれだけの性能差が生まれるなら20g重い方のヤカンセットの方がよさげ。
容量もマグは260ccに対し、ヤカンは500cc。
湯沸しはヤカンやで、やっぱ。
と、ここまでヤカン押しで来たところに、最終的な結論がこちら(↓)
だいたいの場合はこれらのどれかを使う。
左から順に
1. TIGER nooma ステンレスカップ(MCA-A025) 250ml 166g
2. THERMOS 真空断熱フードコンテナー(JBI-380) 380ml 288g
3. TIGER ステンレスミニボトル サハラマグ(MMP-A030) 300ml 164g
(現在のサハラマグはもっと軽い製品も出ている。)
どれも真空断熱タイプで、出かける前にボトルを余熱してからお湯を入れていけば、お昼でも十分熱いままなのです。
これなら現地で火を使わなくて済むし、湯沸しの待ち時間ゼロ!
また、1と2の場合は調理済みの凝った料理を持っていくことも可能。
フードコンテナはレシピが充実しており、朝に仕込んでお昼に食べ頃なんて芸当があたりまえ。
・サーモス おすすめレシピ
・Cookpad フードコンテナのレシピ
山でカップ麺って美味しいけど、スープをその辺に捨てるわけにはいかないので飲み干しますよね?
自分は老化に伴い、塩分が気になるお年頃。
しかし、フードコンテナだと栄養価の高いご飯を食べることができるのです。
ま、前日の残り物とかになるんだけど・・・
湯を沸かすか持っていくか?
もちろんケースバイケースになるけど、サクッと歩く自分のスタイルには重量面よりも使い勝手が優っている気がするところです。
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