TW225Eにオイルセパレーターの取り付け


2018-02-24(土)
一時の様子見なので良いとか言いながらも、やっぱり気に入らない先日の工作

あの青いホースとボトルが見えまくるのが納得いかず。



という事で、ヤフオクでTT250Rのオイルセパレーターを入手。
TWにはこのような装置がないので移植します。

この遠心分離機のようなセパレーターがうまくオイルを落としてくれる・・・ ハズ。
そこんとこに期待です。
セパレーターを取り付けるため、
TWのエアクリーナーボックスを取り外しました。


これがめっちゃ大変で・・・(=_=;

リアショックのボルトを抜いてから外したのですがまるでパズル。
再装着するときに苦労する未来しか見えません(--;

ちなみに、エアクリボックスを割ってみると中身はこんな感じでした。


ボックス内壁がオイルでベタベタで、底にはオイル溜まりが・・・。
古い空冷単気筒なのでブローバイが多いのは仕方ないけど、
受け止めたオイルを排出するためのドレン位置も悪そうですね、これ。

とまあ、中身を見て気が済んだので、
加工前に軽く洗浄しておきます。


こんな時ぐらいしかきれいにできないからね。

加工開始。

まずはエアクリボックスに付いているブローバイ還元用のホースニップルから。


TW225Eのブローバイ還元ラインを見ていると、
クランクケース出口は10~12mmほどの穴が開いているのに、
エアクリボックス側は2mmあるかないか。

メーカーの設計なので意味はあるんだろうけど、


とりあえず邪魔なんで切断しておきましたw

で、思いつくまま無計画に出来上がったものがこちら。


そのうちタペットカバーからも抜こうと思っているので、
ホースニップルは2つ付けたのですが、右上のは失敗。
車体に戻した時にフレームに干渉しました(--;

ホースをなんやかんやと加工し、
エアクリボックスにオイルセパレーターを装着した図がこちら。


この時はきれいだったなぁ。。。

さて、取り付け。

エアクリボックスを車体に戻すのに苦労したのは言うまでもなく、
色気を出して余分に付けたホースニップルが干渉したり、オイルセパレーターが干渉したり・・・
加工するときにエアクリボックスを車体に装着して確認するのが面倒で、
たぶん… で加工したしわ寄せがここに^^;
コンパクトな車体のせいか、思ったよりも空間に余裕がないんですよね。

そんなこんなでやっとホース類の接続。



オイルセパレーターとクランクケースの接続には、
TW225E純正のホースをカットして流用。


オイルセパレーターからエアクリボックスまではTT250R用のホースを流用。
ドレンには内径10mmのシリコンホースを付け、
スイングアームの方に垂らしておきました。
(もちろん末端処理をしてブローバイを垂れ流さないようにしています)

完成した図がこちら。


うん、違和感なし!
パッと見で加工した感じが出てないのでOKです。



でも、こうやって見るとクラッチワイヤーのシルバーが目立って嫌ですね。
黒いホースでも巻くか・・・

この日は天気が良かったので軽く試走。


走った感じも何の違和感もなく、時々加工した周辺をチェックしても問題なさそう。
気付けばこんな道に入り込んでいたり。

このバイク、ほんとにスピードが出ないけど、こういった道を走らすと良いですね。
オフ車のヒラヒラ感はまるでないけど、コンパクトな車体の割にどっしり安定するのでとても楽。

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