TW225E_Z900RSのリアサス流用

2021/11/27(土)
フロントフォークのOHをしてマシになったものの、突き上げるような硬さは抜けきれず。。。
ぎっくり腰も経験済みの老いた腰には優しくない。
次はリアサスに手を付けてみました。

純正品はオーバーホールできなさそうなショックアブソーバーだし、仮にOHできたとしてもストロークの短い、オフロードバイクには程遠いあまりストロークしないシロモノなので好きではありません。

なので流用です。


TW225Eは低価格なバイクだったこともあり、リンク機構のないスイングアーム直付けのモノショック。
流用品として手に入れたのはコレ。

Kawasaki Z900RSのリアサス。(上の写真左。 右はTW純正)
ショックの上下ボルト穴間は、TWの約335mmに対して約355mm。

他のサイトを見ていると、リッタークラスのリンク式リアサスを移植すると柔らかくなる傾向があるようなので、コイツもきっと柔らかくなると甘い推測に基づく遊びです。

で、Z900RSのを選んだ最大の理由がコレ。
上下の幅と形。(写真は上下逆に撮ってますが・・・)
上(写真では下)はTWが40mmのM12ボルトに対し、Z900RSが29.8mmでM10。
下(写真では上)はTWが45mmのM12ボルトに対し、Z900RSが44.3mmでM10。

全長が良くても幅狭かったり、下側がコの字だったりと、いまいちピンとくるものがなかったなか、Z900RSのはボルトがM10であるものの、比較的TW純正に近く流用しやすそうに感じたのです。

ということで、モノさえ決まれば後はなんとでも。


上側はこんな感じ。
幅が足りない分、左右に5mmずつカラーを挿入。

POSHのカラーがちょうどよい感じでした。
取り付けのボルトをM10にする気はさらさらなかったので、純正を使いまわします。
そのためにカラーをM12用に差し替えたかったけど、万力を使ってもゴムブッシュから抜き出すことができず、12mmのドリルで拡張しときました。
油断してちょっと斜めにしてしまった、、、 ここは様子見。


次に下側。

こっちはニードルベアリング仕様だったので、カラーが簡単に抜き出せました。
カラーの外径は17mmだったので、Amazonでよさげなサイズをいくつか購入。

といっても、ぴったりサイズはないので組み合わせ。
     
この3つを組み併せました。
他にもカラーを買ったので、使いもしないカラーがやたら増えました(笑

なお、左右幅はそのままだと若干の隙間ができたので、TW純正サスに付いていた、ワッシャーにゴムがついたようなカバー(30X-22129-00)のゴムを切り落としたら良い感じになりました。
割ピンが面倒なので、Rピンで代用。
これは近所のコーナンプロで調達。
TT250R Raidも長年Rピンで問題なかったし、TWでも大丈夫でしょ。

サスペンションが長くなったので、泥除けは延長が必要。
肝心な部分がモロ出し。。。


横から見た完成系。
 ↓
ちょいケツ上がり。
またがるとグッと沈む感じがオフ車っぽくて自分好み。
元は両足べったりだったけど、流用後もギリギリ両足べったり。
これは身長があることに感謝です。

近所を軽く走った感覚ではオフ車っぽい柔らかさで、段差でも曲がるときでもショックが良く働いている様子。
今までが荷重移動しにくかっただけに、大げさに感じるぐらい荷重移動してくれます。
もう少し硬くてもいいのかな?って思うけど、そこは乗りながら試行錯誤ですね。
(Z900RSのはプリロードと伸び側の減衰力調整ができる)

・・・ただ、問題もあり。
純正サイドスタンドでは短くて、立てられるものの傾きすぎ。

家で保管するときはスタンドに木片を挟んで対応できるけど、ずっとこのままでは出先で不便になりそう。
最初はヤフオクで使えそうなサイドスタンドを見ていたけど、それなりの程度のものはそれなりに高価・・・。
ふと思ってパーツカタログを見てみると、新品の方が安いし(笑
そうと分かれば普通にセロー250の新品純正品を発注。

残る問題は、、、
装着できるかはやってみないとわからない事か。


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