ケトルの優位性?

最近気になっている事がありました。


ケトルはコッヘルに比べ、お湯を沸かすスピードが早いのか?

もしそうだとしたら、燃料が節約できてすばらしいと思う。
なのでちょっと試してみた。

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同じチタン製で底面の直径がほぼ同じものを準備しました。

1.ユニフレーム チタンケトル (直径12.5cm) 一枚目の画像がソレ。
2.A&F チタンケトル (直径12.3cm)

形からA&Fのチタンケトルはコッヘルとして考えてください。
また、燃料用アルコールが切れていたので、火器はOptimus CRUXを使いました。

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CRUXに火を付け、適当なところで火力で固定します。

まずはA&Fチタンケトルから載せました。

400ccを沸かすのに2分32秒。(※目測で沸騰を判断しています)


A&Fチタンケトルのお湯が沸いたあとすぐに、ユニフレームのチタンケトルを載せます。(1枚目の画像)
こちらは400ccを沸かすのに2分39秒。(※目測で沸騰を判断しています)


若干ユニフレームのケトルの方が遅かったが、ガス缶が冷却されて火力が落ちていたかもしれないので、ほとんど誤差の範囲?
底の直径が同じならば、あまり時間は変わらないのかな?



ちなみにユニフレームのチタンケトルの底はこんな形。

シェラカップのような感じになっていて、底の直径が同じならば表面積は平らなものよりも広いです。
この面積が熱効率につながるのかな?って期待したのですが・・・

コメント

JSB さんの投稿…
この実験は貴重です。時間経過に伴っての
ガス燃料の冷えで、給湯時間への
影響は、多少有るかもしれません(痛)

JSB自作の、シリコン薄膜の落とし蓋も
思ったほどの熱効率アップは出来ませんでした(苦笑)
ただ、沸騰近くになったお湯は、気化熱に
相当なエネルギーを消費されることは
事実です。
其処を何とかして改善する方法を
今後も考えていこうと思っています
happa さんの投稿…
お久しぶりです、JSBさん。

気にはなっていたのですが、400cc程度では関係なさそうな感じでした。
それよりもちゃんと蓋をしとく方が重要?(^^;

はー、なるほど。
お湯自身の気化熱ですか。。。
湯沸しで80度を越えたあたりから、温度上昇が遅いような気になってたのはそれですか?
tn さんのコメント…
はじめまして,参考になる記事をありがとうございます.
一つお尋ねしたいのですが,チタンケトルの底面の直径はどれくらいですか?
同社のアルコールストーブスタンドに載せたら安定するかどうかを調べております...
よろしくお願いします.
happa さんの投稿…
tnさん、コメントありがとうございます。

ユニフレームのチタンケトルの底面の直径は約8.1cmで、そこからシェラカップのように円錐状に広がっていく形です。

ちなみにA&Fのチタンケトルは約10.6cmでした。